原料の参考説明
スピルリナ |
スピルリナとは分類学上、藍藻類のネンジュモ目ユレモ属スピルリナ科に属する一群の藻類です。
スピルリナは現在世界で約35種類ほど知られていますが、食糧として利用価値が高いのは、
大型で増殖力が大きく、かつタンパク価の高いものに限定されています。地球上で最初の生物は
細菌類と藍藻類で、35億年以前に現れたと言われています。その仲間がスピルリナです。
スピルリナとはラテン語で「ねじれた」「らせん」を意味します。英語の「スパイラル」と同義語で、
藻体がコルク抜きの様にねじれているところからこう呼ばれています。緑青色を呈し、
全長が0.3〜0.5ミリメートルの微細藻類です。藻類の中には、紅藻(アサクサノリなど)、
褐藻(昆布、若布など)、緑藻(クロレラ、アオノリなど)、藍藻(水前寺海苔など)があり、スピルリナは
水前寺海苔などと同じ藍藻類です。生息地は主にアフリカや中南米の熱帯から亜熱帯地方に多く
生息します。淡水に生息する普通の藻と比べてスピルリナは高温、高アルカリ、高塩分という厳しい
環境下で繁殖するのが大きな特徴となっています。とても不思議な藻で、一般の植物と同じように、
炭酸ガスを吸収して光合成を行い成長するのですが、他の植物とは異なり、そのときデンプンを
作らないで、エネルギー変換に有効なグリコーゲン(動物性の炭水化物)を作ります。 |
| ヘム鉄・サンフェロール |
鉄は吸収率が低く欠乏しやすいミネラルです。赤血球の主成分であるヘモグロビンを構成する重要な
要素で、不足すれば貧血や倦怠感の原因になります。食品に含まれる鉄分には「ヘム鉄」と
「非ヘム鉄」の2種類があります。魚や肉に含まれる鉄分がヘム鉄、野菜や穀類に含まれる鉄分が
非ヘム鉄です。ヘム鉄は植物性の非ヘム鉄に比べて、体内への吸収率が5〜10倍も良いという
優れた性質があり、またビタミンCと一緒に摂ることにより一層吸収されやすくなるという特徴もあります。
鉄の1日の必要量は、成人男性が10mg,成人女性で12mgですが、女性は毎月の生理で20mgもの
鉄が失われてしまいます。そのため女性は潜在的な欠乏症になりやすく、男性以上に積極的に鉄を
補給する必要があります。しかし日常の食事を通して鉄を摂るとなると、牛レバーならおよそ7kgも
食べなければなりません。ヘム鉄は普段の食生活ではなかなか摂りにくい栄養素ですので、
健康食品などで積極的に補うことをオススメします。 |
| セレン (Se) |
セレン(Se)はビタミンEと同じく抗酸化力(活性酸素を除去し細胞組織の酸化・老化を防ぐ)を持つ
ミネラル成分です。さらにセレンは、ビタミンCやビタミンEと一緒に摂るとがんの抑制効果が強く
なります。またセレンは、カドミウム・水銀・ヒ素などと体内で結びつき、毒性を軽減する作用が
あります。セレンが日本人の通常の食事で欠乏することはほとんどないが不足すると、発育不全、
老化、消化器系疾患、すい臓・肝臓機能の低下、男性の生殖能力低下、不妊症などの症状があらわ
れることがあります。セレンは、抗酸化作用により老化・がんの成長を抑制する、動脈硬化・高血圧・
肝臓病・脳卒中・心臓疾患など生活習慣病を予防する、関節炎・変形性関節症・慢性関節リウマチなど
の症状の緩和する、放射線・重金属の害から保護するなど様々な効果があります。また、喫煙習慣が
ある人の健康維持にも有効です。 |
| 亜鉛 (Zn) |
亜鉛(Zn)は体内に広く存在し、男性の生殖器、特に前立腺には肝臓の約2倍の亜鉛が含まれて
います。亜鉛はたんぱく質やDNAの合成、エネルギーの代謝、ビタミンの吸収、生殖器機能の促進に
関与しています。亜鉛は、汗や尿により排出されやすく、運動や減量(ダイエット)などで欠乏しやすい。
亜鉛が不足すると、生殖機能不全、精子の減少、前立腺肥大、糖尿病・動脈硬化・肝硬変・高血圧など
の生活習慣病、味覚障害、ケガが治りにくくなるなどの症状があらわれます。亜鉛は、生活習慣病の
予防、がんの成長を抑制する、前立腺肥大を防ぐ、慢性関節リウマチを予防、肌荒れを防ぐ、味覚を
正常に保つ、傷・やけどなどを治りやすくする、抜け毛を防ぐ、不妊症や月経異常を防ぐなどの効果が
あります。 |
| 銅 (Cu) |
銅(Cu)は、体内、特に各種の臓器に存在し、酵素の成分になっています。
銅は骨髄でヘモグロビン(赤血球中の酸素の運搬色素)生成のとき鉄の利用を円滑にし、
腸管で鉄の吸収を促進しています。また銅は、血液抗酸化剤の一つで細胞膜を正常に維持し、
ビタミンCの有効利用、コラーゲンの生成にも関与しています。銅が不足すると、貧血、白血球の免疫
機能の低下、心臓障害、筋力低下、発育不全、リウマチ、肌荒れなどの症状があらわれる。
亜鉛(Zn)を過剰に摂取している人や、長期間ビタミンCを大量摂取している人、下痢をした人は銅を
多く必要とします。銅は、貧血を防ぐ、抗酸化作用(活性酸素除去)、老化を防ぐ、がん・動脈硬化など
生活習慣病の予防、免疫力を高めるなどの効果があります。 |
| マンガン (Mn) |
マンガン(Mn)は、カルシウム・リンと共に骨の生成、石灰化を促す重要なミネラルである。
またマンガンは、マグネシウムと共にコレステロール・たんぱく質・糖質の代謝、エネルギー生成にも
関与しています。通常の食生活でマンガンが欠乏することはほとんどないが、マンガンが不足すると、
血糖値を高め血中脂肪酸を増加させる、骨などの発育不全、傷の治りが遅い、インスリンや甲状腺
ホルモンの合成不良による糖尿病や性機能の低下、動脈硬化、麻痺、けいれん、めまい、難聴、
運動障害などがあらわれることがあります。マンガンは、糖尿病・多発性硬心症の予防、目の機能の
正常化、細胞の活力を高め虚弱体質を防ぐ、神経や筋肉の炎症を防ぐ、すい臓の機能を高める、
精神を正常に保つなどの効果があります。 |
| モリブデン (Mo) |
モリブデン(Mo)は、たんぱく質の構成成分として、腎臓や肝臓の中の酵素を助けるミネラルです。
またモリブデンは、糖質や脂質の代謝を助けたり鉄の利用を高めて貧血を予防し、尿酸の生成を抑制、
血液細胞の生成を助けるなどの働きを持つ。通常の食生活においてモリブデンが欠乏することは
あまりないが不足すると、ビタミンCが減少し、血中の尿酸値を高め、痛風にかかりやすく、貧血、疲労、
発育不全などを引き起こすこともあります。モリブデンは、血液細胞の生成を助ける造血作用、尿酸の
生成を抑制し糖質や脂質の代謝を促す、骨や肝臓の酵素作用を活性化するなどの効能があります。 |
| クロム (Cr) |
クロム(Cr)は、体内に約6mgほど含まれており、糖質や脂質の代謝に有効な働きをしており、
糖尿病や動脈硬化との関わりで近年注目されているミネラル成分です。つまりクロムは、血液中の
中性脂肪やコレステロールを減らす働きをします。
クロムが欠乏すると、血糖値のコントロールが悪化し、糖尿病を発症します。これ以外にもクロムが
不足することで、動脈硬化、腎不全、疲労感、肥満、血糖やインスリンの代謝異常などの症状が
あらわれることがあります。食生活の欧米化にともない、現代人のほとんどが不足しているミネラルと
言われています。クロムは、中性脂肪・コレステロール値を下げ、インシュリン・血糖値の正常化を
促進、高血圧や糖尿病・動脈硬化など生活習慣病を防ぐなどの効果があります。 |