原料の参考説明
ナットウキナーゼ |
納豆は、その歴史を大豆栽培の始まった弥生時代にまで遡る、日本古来の代表的な伝統食品です。
江戸時代には、庶民の食べ物として親しまれ、「ご飯、味噌汁、お新香」それに「納豆」という、
私たちの朝食の定番パターンができあがりました。栄養的にも、原料である大豆の栄養成分を
そのまま残し、さらに納豆菌の働きによって、納豆独自の優れた成分を作り出しています。納豆には
ビタミンB2やビタミンE、各種ミネラルなどの栄養素に加え、納豆菌自体の優れた作用があります。
納豆菌は胃酸にも耐えて腸にたどりつきます。腸内にすみつきはしませんが、善玉菌の増殖を助けて
整腸作用を発揮し、便通が改善されます。悪玉菌がつくる腐敗産物の生成を減らし、有害物質を吸着
して排泄を促すことから肝臓の負担を軽くし、肌や各組織にもよい影響を及ぼすといった効果が期待
されます。 またナットウキナーゼという独自の酵素の働きも見逃せません。ナットウキナーゼとは
納豆菌が作る酵素のことで、血液中の血栓を溶かす作用・血栓をできにくくする作用があります。
血栓とは、血液中にできる血の塊で、血管を詰まらせる原因になります。
最近、「エコノミークラス症候群」の話題で改めて注目されました。
血管が詰まると脳梗塞や心筋梗塞など身体にさまざまな障害を引き起こします。
ナットウキナーゼは血液が固まらないように作用するため、これらの病気の予防に役立ちます。 |
| イチョウ葉エキス |
イチョウは、約2億5千年前から生息しているといわれ、日本と中国にだけ自生している植物です。
そのイチョウの葉のエキスが欧米では30年以上も前から研究対象とされ、脳内を活性化する
成分として摂取が推奨されています。
イチョウ葉には、30種類以上のフラボノイド、ギンコライド、また複数のテルペノイドなどの有効成分が
含まれています。フラボノイドは、ポリフェノールの仲間で身体の活性酸素を消去する作用があります。
またイチョウ葉にしか含まれていないギンコライドには、血栓やアトピー性皮膚炎や花粉症などの
原因となる物質である血小板活性化因子を抑える作用が認められます。
イチョウ葉エキスは血管の末梢血管を拡張し、血液の粘度を下げることから脳の健康を守る作用が
注目されています。脳の血行がよくなることで脳の機能が活性化し、また、イチョウ葉エキスの
脳組織中のブドウ糖濃度を高める作用により、脳組織に取り込まれるブドウ糖量が増加して、
脳のエネルギー代謝が活性化されます。またギンコライドが血小板活性化因子の働きを抑えることで、
脳梗塞の引き金となる血栓を予防したり、アレルギー症状を緩和させるといわれています。 |
| 紅麹エキス |
1.醗酵と麹(こうじ)について
醗酵とは、食物を吸収の良い形に変えたり、保存の利く形に変えたり、風味を増すために、
色々な種類の菌類(微生物)を利用して、人のために有用なものに作り変えることです。
たとえば、私たちの食卓には、「納豆菌」によって作られた、納豆、「乳酸菌」によって作られた、
ヨーグルトやチーズ、「麹菌(こうじきん)」によって作られた味噌、しょうゆ、お酒など、たくさんの
醗酵食品があります。これらの菌は、人類によって選ばれ、長い歴史の中で利用されてきたもので、
有用性だけでなく、経験的に安全性は確認されてきています。特に、日本では、「しょうゆ」、「お味噌」、
「お酒」、「お酢」、「みりん」など、麹菌によって作り出された、醗酵食品が、日本人の食文化を代表する
存在となっています。麹は、麹菌(糸状菌)を、米、麦、大豆などの穀物に繁殖させたカビのかたまりの
ようなものです。麹菌は、色によって、黄麹菌、黒麹菌、紅麹菌に分けられます。
2、紅麹菌について
紅麹菌の属名モナスカス(Monascus)は、「単一の」という意味のラテン語「mono」と「ふくろ」を意味する、
「askos」から由来したものです。紅麹菌は、古くから中国、台湾、マレーシア等において利用されて
きました。
特に中国では、紅麹はお酒(紅酒、紅露酒、紹興酒など)に利用されています。紅麹は、鮮やかな
紅色の安全な天然色素原料として、最近では、多くの食品(かにかま)、口紅。染料にも利用されて
います。医薬品としても、本草鋼目には、消化や、血行などを良くする漢方薬として用いられて来ました。
ただし、日本では、黄麹菌に比べて、繁殖力が弱く、大量生産が非常に困難などの理由で利用されて
いませんでした。 |
| タマネギパウダー |
たまねぎは、ねぎや、にんにくなど香味の強いネギ属の仲間である。たまねぎに含まれるビタミン類は
比較的少ないのだが、辛みと刺激の正体とされる硫化アリルという成分の中にビタミンB1の吸収を高め、
肉の臭みを消すという作用がある。ビタミンB1が不足すると、食欲不振、イライラ、不眠、精力減退、
疲労などが起こってくるので、これらの諸症状にたまねぎには効果があるといわれている。肉の中でも
ビタミンB1が多い豚肉をたまねぎと一緒に調理すれば疲労回復に効果がある。また、たまねぎには
コレステロール値を抑える成分を有するので肉食の多い現代の食生活にたまねぎは重要な野菜です。 |